私のおすすめは、日本題名「九尾の狐と危険な同居」というドラマの挿入歌の「어떤 말도 할 수가 없는 나인데」です。英語題名は「Nothing left to say」意味は「私には何も言えないのに」のような意味らしいです。歌手は、Kassy (케이시)というシンガーソングライターです。
私は、中学くらいからクラシック音楽が好きになって、大学の時の友達がオペラマニアで、しだいにオペラが好きになりました。韓国ドラマの音楽とオペラでは、ずいぶん遠いように思われるでしょう。
でも、実はオペラの名曲は、伴奏がシンプルに作曲されていて、歌声をクローズアップするようになっているものが多いのです。韓国ドラマの挿入歌も、ベースラインは控えめで、伴奏も楽器構成を少なくしているものが多いです。その点が、韓国ドラマの挿入歌とオペラの楽曲は親近性があると思います。
韓国語の発音は、中国から経由している点は日本語に似ていますが、日本語より情緒的な感性に直接響くような気がします。オペラにおけるイタリア語に近い気がするのです。
かつての韓国ドラマの楽曲は、これでもかと心情をストレートに表現するような演歌っぽい曲が多かったように思いますが、2015年頃からソフトな歌い方の曲が増えて、洗練された方向に向かったように思います。
この「어떤 말도 할 수가 없는 나인데」(Nothing left to say)も、しっとりした良い曲で、歌手のKassyの声も、私の好みドンピシャです。
ぜひ、一度聞いてみてください。
youtubeで検索すると、聞けますよ!
引用 ドラマ画像は、Amazonのサイトからお借りしました。