mogu-mogu-007のブログ

Windowsはもう結構です!

Windowsに嫌気が差して、無料OSに切り替えようと、いろいろ調べて、結局Linix Mintを導入しようと決めました。GUIに慣れていたので、Linuxに悪戦苦闘した記録です。

Officeアプリのセキュリティは本当にユーザー目線なのか?

以前にも、Excelの領収書ファイルを作ったときに、初めてマクロを使ってみた件を書きました。その際、事務所内のNASに保存したファイルを、事務所内のPCで開くと「保護ビュー」が機能してマクロが無効にされてしまうことに気付きました。

この「保護ビュー」は、多くの方を悩ませているようで、「どうしたら、保護ビューを解除できるのか?」という相談がネットにあふれています。

Microsoftのサイトを見ると、保護ビュー解除について、こう書いてあります。

インターネットやその他の安全でない可能性のある場所にあるファイルには、コンピューターに害をもたらすウイルス、ワーム、その他のマルウェア類が含まれている可能性があります。 このような安全でない可能性のある場所にあるファイルは、コンピューターを保護するために読み取り専用として保護ビューで開かれます。 保護ビューを使用すると、ファイルを読み取り、その内容を確認し、リスクを軽減しながら編集を有効にすることができます。

事務所内NASはLANのネットワークにつながっているので、ここでいうその他の安全でない可能性のある場所となってしまうわけです。

逆に考えれば、たいていの人はウィルスの脅威がこれだけ騒がれていても、ろくに確かめないでファイルをクリックしているということでしょう。

Microsoftとすれば、パソコンに詳しくない人でも安全に使えるように、セーフティガードのために保護ビューという仕組みをOfficeアプリに標準装備しているのでしょう。

ただし、パソコンに詳しくない人、ウイルスがどう仕組まれるかが分からない人、さらにOSがどう動いているか分からない人は、結果的に保護ビューが働いたときにどうしたら編集できるか分からず、非常にとまどうことになります。

結果的に、現状のWindowsは、ファイルを編集するという日常作業でも素人にはどう扱っていいか分からない代物になっているのです。

今の職場は、会館の管理業務が中心なので、経理とテナントさんとのやりとりぐらいで、膨大な書類のやりとりはありません。それでも、Offficeアプリの使いにくさはうんざりするほどです。

Microsoftには、せめて信頼できるサイトの追加登録や保護ビュー解除の手順を分かりやすくするようにOSの機能を改良してほしいです。

なお、私と同じように、事業所内のような限定的なネットワークの場合は、自己責任ですが、以下のような方法があるらしい」です。

(解決)サーバー(NAS)上のエクセルを開くと毎回保護ビューで表示される

日本海電業株式会社という会社のITブログに載っていました。

要は、インターネットオプションのプロパティで、ネットワーク上の共有フォルダのIPアドレスを信頼できるサイトに登録する方法です。

事務所内だったら、この方法が一番簡単です。