引用元 YouTube
1970年から80年頃、NHK-FMで夜の7時ころ、放送していましたね。1時間30分たっぷりの放送で山ほど映画音楽が聴けました。
私はまだラジカセしか持っていなかったので、カセットテープに映画音楽の曲だけ、スイッチを操作して、必死で録音したのを覚えています。007特集とかヨーロッパ映画特集などジャンル別に選曲してあって、サントラ盤もろくにない時代に貴重な番組でした。
映画音楽の作曲家の名前や傾向を知ったのも、この番組からでしたね。
ニーノ・ロータやジョン・バリー、ミッシェル・ルグランなどが好きでした。特にいまだに好きなのはヘンリー・マンシーニです。「ピンクパンサーのテーマ」で有名です。ヘンリー・マンシーニは自分でもピアノを弾きますし、なにより洗練された編曲が素晴らしい。
CDの時代になって、ヘンリー・マンシーニのオムニバスアルバムを買って、今も時々聴いています。
映画音楽じゃあないですが、ムード・ミュージックの楽団で、ジョージ・メラクリーノ楽団というのがかつてありまして、その楽団のスタンダードナンバー「煙が目にしみる」が素晴らしいです。でも、いくら探してもアルバムが見つからない。中古LPのお店で探してはいるんですが…。
念の為検索してみたら、YouTubeに動画がありました。以下。
LPレコードでメラクリーノ楽団 ”雨の朝パリに死す” ”ラ・メール” 他 全4曲 -
残念ながら、私の好きな「煙が目にしみる」は入っていません。でも、ストリングスに独特の艶があって素敵だと思います。