先日【GIGAZINE】というガジェット系のニュースサイトを見ていたら、以下のような記事を見つけました。
Windows 10の市場シェアが2024年4月に70%の大台に到達した一方でWindows 11のシェアが低下していることが報告される - GIGAZINE
一部省略
Windows 10は2025年10月にサポート終了予定で、Microsoftは速やかなWindows 11へのアップデートを呼びかけるとともに、サポート終了後もWindows 10を使用したいユーザー向けの延長サポートプログラムの料金体系を発表しています。
一部省略
Microsoftは2024年4月2日、このESUプログラムを受けるにあたっての法人向け料金を発表しました。Microsoftによると、1年目はデバイス1台当たり61ドル(約9200円)、2年目は122ドル(約1万8500円)、そして3年目は244ドル(約3万7000円)とのこと。
GIGAZINE 2024年5/2の記事より
面白いのは、しきりに11へのバージョンアップを呼びかけているのに、逆に10のシェアが伸びていることです。こういう傾向は、windowsのバージョンアップのたびにありましたけど、旧バージョンが70%というのは、さすがにすごい数字だと思います。それだけ、11対応PCへの買い替えに抵抗があるのかもしれません。
そして、いやらしいのは、10の延長サポートの料金のバカ高さです。10を使い続け延長サポートを契約すると、3年後はPC1台に付き37,000円もかかるのです。企業がこんなの払うと思いますか?
私が思うに、将来的なシステム運用を考えれば、そろそろ企業もLinuxなどをベースにした自社システムに切り替えるところが出てくるのではと思います。
来年あたりは、現在4%台のLinuxのデスクトップOSのシェアも上がるかもしれません。