きのうは週休日だったので、自動車免許の更新手続きに行ってきました。恥ずかしながら交通違反があったので、2時間の講習を受けました。でも、講師の方の話しがうまくて、改正された交通法規の確認や自分の運転特性のチェックなどができて、なかなか有意義でした。
この更新講習の中で、「群馬県は人口10万人あたりの交通事故発生件数が全国ワースト1」だと知りました。群馬県は公共交通網が貧弱で、どうしても自動車移動が中心。自家用車保有率も高いのは知っていましたが、さすがに事故率がワースト1というのには驚きました。
家に帰ってから、インターネットで調べてみました。
やはり、交通事故が多いのは本当でした。特徴としては中高生の自転車事故が多いことも分かりました。確かに、自転車通学する高校生が朝夕たくさん走っています。
交通事故のことを調べていて、ふと、Google検索のAI要約に目がとまりました。
「群馬県 交通事故発生率 なぜ高い」とキーワードを入れて検索すると、次のようにAIによる要約が表示されました。
AI による概要
群馬県における交通事故の発生率が高い理由としては、次のようなことが考えられます。
• 人口10万人あたりの交通人身事故発生件数が全国平均の約2倍と高い水準である。
• 歩行者及び自転車の交通人身事故についても、全国ワースト上位の発生件数となっている。
• 自転車事故では、出会い頭事故が約半数を占め、歩道通行時や逆走時の事故率が高い状況にある。
自転車事故の安全性を高めるためには、車道通行の促進や左側走行などの通行ルールの遵守を定着させていくことが必要です。
この要約の出典がマークで表示されていたので、情報の出所をクリックして見たら…
「群馬県HPに掲載されている政策パンフレット」の交通事故に関するページがネタ元でした。
ただ、驚くのはこの資料がPDFの資料だったことです。GoogleのAIは、htmlにとどまらずPDFのテキストも収集していると知りました。確かに以前使っていたメモアプリ「Evernote」もPDF内のテキストも検索できたのは知っていましたが、ネット上の情報をこれほどまんべんなく集めているとは驚きました。
上の要約は、ほぼパンフレットの引き写しですが、端的によくまとめられています。
これからは、将棋の藤井聡太さんのように、AIの下調べをどう活かすかが重要になってくるように思います。当然手間を省いたり、ずるを決め込んだりするためにAIを利用する人も多いと思いますが、AIも使いようですし、その弱点にも注意して使いこなしていくべきだと思います。
おまけ 「今日のランチ」
前橋市 ボンジョルノの「ペイザーナ」(野菜とベーコンの塩味)
たまには辛くないパスタで