電子メールアプリは、Windowsでは、【Becky! Internet Mail ver2】を購入し、長らく愛用しておりました。複数メールアドレスも登録できて、メールの振り分けも慣れていたのですが、いかんせん、Linuxには対応していないのですね。
しかたなく、Linuxでも使える【Thunderbird】にメールアプリを変更しました。
使い勝手は、さほど違わないし、メールアドレス設定も問題なかったのですが…。
なぜか、メニューもメール題名も本文もやたらフォントが小さくて、老眼にはつらすぎる!
設定メニューにフォントサイズがあるので、大きなサイズに変更してみたのですが、設定が反映されません。
例によって、「Thunderbird フォント 大きく」とググります。
なんと、設定変更まで、設定詳細までたぐって、2段階もいじらなくてはならないと判明。
たかが、文字サイズを変えるだけなのに、分かりにくいのにビックリです。
以下、備忘も兼ねて紹介します。
1、全体を拡大表示するための設定
(1)設定メニュー→一番下の設定エディタを開く。
なぜか、警告がでる!
(2)検索スペースに、「layout.css.dovPixelsPerPx」と入力。
途中から、検索候補が出ますので、最後まで入れなくても見つかります。
Windowsの設定用データベース【レジストリ】みたいです。
項目をみると、分かりやすいですね。cssはhtml(ホームページ記述文)のトータル設定リストですね。PerPxはピクセルの割合の意味です。
(3)「layout.css.dovPixelsPerPx」を開いたら、初期値を書き換えて、ダブルクリックで設定保存。
パラメータは、1が標準。1.5とかにすると拡大されます。
実はここが1番謎なのですが、初期値は、−1.0になっています。
使い始めが、極小表示って??????
2、本文表示のフォントを変える。
分かりにくいのは、こちら。
(1)設定メニュー→「言語と外観」→「フォントと配色」→「詳細」と開く。
(2)「対象言語」を「日本語」から「他の表記体系」に変更。
(3)フォント制御の「プレーンテキストメッセージに等幅フォントを使用する」のチェックを外す。
どうやら、汎用言語にしておかないと、一般設定のフォント変更が生きないらしいです。
汎用言語でも、ちゃんと日本語表示になります。ご心配なく。
(3)「フォントと配色」に戻って、フォントサイズを14とか15などに変更。
これで、無事老眼でも読める表示になりました。
以下、詳しい説明サイトです。参考にさせていただきました。
Thunderbirdの拡大設定後はこんな感じです。
設定は、全体表示を1.5に、本文フォントは14pになっています。