この頃、自分はひょっとしてマイノリティなのかもと思うようになってきました。
好奇心が強いとは、けっして思わないのですが、何かを買う時も身の回りのものも、いろいろ納得がいくまで調べないと気が済みません。
でも、私の周りは教員ばかりで、忙しすぎるのか、買い物や身の回りのものに無頓着な人がほとんどなのです。今は公務員の中でも、教員は高給取りの部類に入ると思っています。懐具合を気にしない人は、よく知っているブランドものやネームバリューのあるものに躊躇なく飛びつく傾向があるのかなあ。同僚の一人がTOYOTAのCH-Rを購入した時、純正アルミホイールの価格を聞いて目が飛び出そうになりました!
私は自覚的にケチなので、とことんコスパにこだわってしまいます。
実はケチと関係あるのか、手に入れたものはいじくりまわさないと気がすまないところがあります。
このblogで以前書いたように、苦労してインストールしたLinuxmintをいじくり回してクラッシュさせてしまったのも、自分の手に入れたものがどうなっているのか気になるせいかもしれません。
だいたいパソコンだって、ユーザーの95%くらいの人は、Windowsも初期設定のまま使っていると思います。ITエンジニアでない一般ユーザーは、OSの使いこなしなんて気にしないでしょう。
いじくるのが好きな人といえば、ふと、思い出す漫画があります。
大東京ビンボー生活マニュアル
前川つかさという漫画家が1986年ごろ連載した漫画です。
バブル全盛期に逆らうように、ボロアパートに住む青年「コースケ」と、そのまわりの人達の交流を描いたもので、銭湯やほか弁など、ビンボーアイテムがこれでもかと登場します。でもフリーターのコースケには、美人の彼女がいるのです。うらやましい!
この漫画の中に、確かこんなくだりが出てきます。
「ぼくはハードを所有しない。ソフトにこだわる」
コースケは、電気代ももったいないのか、冷蔵庫を持っていません。そのかわり、仲良しの同じアパートの友人の冷蔵庫にいろいろな調味料を置いてもらっています。自炊には一家言あるようです。
( ゚∀゚)
本質的に、私はコースケと同じなのかもしれません。