Linuxmintでは、デスクトップに置く常時表示アプリを「デスクレット」と言うようです。
デスクトップで、マウスを右クリックすると、使用できるデスクレットが出てきます。
以前に、天気予報デスクレットが見つかったので、配置してみたのですが、住んでいる地域の天気を表示する設定法がチンプンカンプンでした。デフォルトでは、Londonが表示されていて、「わたしゃ、Londonに行くつもりはないんだよ!」とあれこれいじってみたのですが、さっぱり分かりません。
どうやら、気象情報を地区ごとに順次更新しているサービスがあって、そのサービスにアクセスして、デスクレットに表すらしいことまでは、分かってきました。日本の気象予報サービスはないらしく、すべて英語圏のサービス。設定メニューで各国のどの気象サービスを利用するか選択できるようです。問題は、気象情報サービスは、有料のことが多いことです。イギリスの放送局が運営してるらしい「BBC」とか「World Weather Online」とかいろいろあります。検索してみたら、ユーザー登録のみで一番シンプルな情報だけ使える「Open Weather Map」というサービスがありました。
試しに、Mail addressでユーザー登録してみました。
返信Mailが来たら、すぐにわたしの「mogmogu」というユーザー名ができました。
その後が大変。「Open Weather Map」のメニューは日本語表示ですが、どう操作したらいいのかよく分からず、適当にわたしのMail addressやら設定済みのパスワードやら入れたら、どうやらデスクレットに渡す鍵(コード)が表示されました。
※ネットの説明では、Mailでこのコードが送られてくるらしかったのですが、なかなか来なかったので、サイトに表示されたコードをコピペして、デスクレットに入れました。
【Location】と【API Key】という入力欄があって、よく分からなくていろいろ試しました。
どうやら、次のように入力したら、なんとか設定ができました。
初めからの手順を書いておきます。
(すみません、夜中にぐちゃぐちゃやっていたので、あやふやです。)
1、ブラウザで「Open Weather Map」にアクセスし、自分の居住地を検索窓で検索します。ローマ字じゃないとだめなようです。「nagano,japan(長野)」とかですね。合っていれば、そこをクリックすると画面下に天気予報が表示されます。
2、マイメニューにみたいなタブから、「私のAPIキー」を選びます。
3、画面が変わって、英語で「APIに名前をつけろ」みたいなメニューがでて、自分の町名などを入れてクリックすると、自分のAPIキーが発行されます。
※APIというのは、ネット上の情報を受け取るためのコードらしく、気象情報以外でもいろいろ使われているらしいです。
実は、この先が悪戦苦闘でした。
デスクレットに入力する時の注意点を書いておきます。
まず【Location】は町の位置です。こちらには、「Open Weather Map」で自分の町(ピンポイントは無理らしいです、県庁所在地くらいです)が表示されている状態で、検索欄のIPアドレスの末尾の数字が、【Location】です。群馬県前橋市は(1857843)でした。もしかすると、世界中の【Location】一覧があるのかもしれません。
次に【API Key】の欄に、自分に発行されたAPIキーを選択してコピペします。
すると、あら不思議!デスクレットの気象情報が自分の町に変わります。
便利ですね。
まあ、Windowsのニュースなどの表示に比べたら、たかが天気予報ですが、自力で設定して、Linuxがせっせと英語圏の会社からデータを取ってきているのかと思うと、健気です。
追伸
悪戦苦闘して、設定が済んだと思ったら、Mailで【API Key】が送られてきました!
多分、なにかMailで送るためのワンクリックが足らなかったのだと思います。
Dear Customer!
Thank you for subscribing to Free OpenWeatherMap!
API key:
- Your API key is 41ec5b...個人情報なので途中は省略...78cf5a458
- Within the next couple of hours, it will be activated and ready to use
- You can later create more API keys on your account page
- Please, always use your API key in each API call