小布施文化観光協会hHP 小布施日和より
4日ほど連休が取れたので、妻と1泊旅行に行きました。
目的は、長野県小布施町で、葛飾北斎「八方睨み鳳凰図」を見ることです。
冒頭の天井画がそれ。写真撮影不可なので町のHPから借用しました。
関越道から上信越自動車道経由で小布施PAへ。スマートインターは初めての利用です。
昼前に着いたので、まずはランチ。
和菓子屋さんが経営する和食店「泉石亭」
妻は、「栗わっぱ御膳」栗ご飯ときのこ汁、豚の角煮付き
私は、「天ぷらせいろ」天ぷらは野菜天にしてもらいました。
「泉石亭」さんの向かいが本店の「桜井甘精堂本店」
いくつかの菓子は1個売りもしています。「美菓月(みかづき)」という栗餡のお菓子を一つ買って妻と半分こ。
小布施には、名産の栗を扱う和菓子屋さんがたくさんありますが。この「桜井甘精堂」さんは1808年(文化5年)創業ということで200年以上の歴史があるそうです。小布施で初めて栗落雁を作ったということで、ゆかりの品が店内に展示してあります。
こちらが、栗落雁の型。
「桜井甘精堂」さんの前を西に進むと「岩松院」です。
拝観料は、大人500円。発券機は大きなタッチパネルで操作します。
お庭は撮影可でした。
春にアズマヒキガエルという蛙が池に来るそうで、縁側に蛙が鎮座しています。
この日は、降水帯が通っていたらしく一時雨が激しく降りました。境内の脇から雨樋が突き出していて、すごい勢いで水が落ちていました。
境内から石段と山門を見下ろしたところ。帰りは雨が上がりました。
駐車場脇に、おぶせの物産館という建物がありますが、覗き込むとどうやらカフェらしい???
店の裏側にだけ店名がありました。「KUTEN。」句点という意味らしい。
元々あった物産館の内部をリニューアルしたカフェでした。
落ち着いた雰囲気のあるカフェです。
コーヒーと「生チョコとクランベリーのタルト」(妻のチョイス)
1ピースがでかい!ちょこっと味見させてもらいました。濃厚なチョコタルトでした。
この日は、志賀草津道路を通って、万座温泉に1泊の予定。事前にナビアプリで1時間半ほどとあったので、小布施を2時過ぎに出発しました。
「あれっ?確か志賀草津道路って、白根山の噴火レベルが上がって一部閉鎖されているはず」と気になりだしました。ナビアプリが通行止めまで計算に入れているだろうか?
ハンドルを握りながら、必死で志賀草津道路の経路を思い出そうとしました。
「あっ!長野方面から行けば、ちょうど万座へ曲がるところの先が白根だった!」
霧の深い山道をたどっていくと…。
「よかった!万座へ降りる方は大丈夫!」
曲がり角の前方は遮断されていました。危機一髪でした。
この日の宿は、「万座プリンスホテル」
スキーで友達と何度も宿泊しました。家族でも何度か泊まったことがあります。
ところが、夕食のバイキングメニューが大分変わっています。なぜか漬物とか、ご飯のおかずになりそうな料理が少ない。山の宿なので無理にお刺し身などはいらないとは思いますが、味噌汁もないし、蕎麦もない。少々寂しいメニューになっていてちょっとがっかりしました。
朝食は、プリンスらしくパンの種類も多くて洋食のメニューは豊富だし美味しかった。
あと、露天風呂のマナーがうるさくなっていて、男性用も腰タオル着用を求められました。以前は露天風呂の男性エリアは普通に入れたので、そっちもなんだかがっかりポイント。
翌朝やっと雨が上がったので、ホテルの外でちょっとだけ写真撮影。
赤く紅葉している草は、「ヤナギラン」というらしい。
霧が深くかかっていて、谷の向こうは真っ白です。
「リンドウ」です。
高原はもう秋。
LUMIX G 14mm/F2.5で絞りはf5くらい。マニュアルフォーカス。
谷側から振り返って、ホテル側を撮影。
こちらは、f20くらい。後ろがボケているのは絞りの効果ではなく霧のせいかも。
赤い実は多分「イヌタデ」
雨に濡れた蜘蛛の巣です。
こちらは多分「イナカギク(ヤマシロギク)」
クローバーの葉も、雨の粒がいっぱいです。
後半は、一足早い秋の気配の写真でした。
急に涼しくなると、逆に夏バテが来るらしいです。
皆さん、無理せずゆっくり体を慣らしていきましょう。