久しぶりにカメラの練習のために出かけました。
野良猫の姿を求めて、沼田市の榛名神社へ。二匹の飼い猫が境内で見られるというネット投稿を見て訪れてみましたが、猫には会えませんでした。残念!
さて、先日湯桧曽温泉へ行った時に標識を見たことを思い出して、水上温泉郷の一つ「湯宿温泉」へ回ってみました。
公式サイトから引用
「湯宿温泉」は国道17号線沿いに数軒の旅館があります。大滝屋旅館は、漫画家のつげ義春がたびたび訪れたことで有名です。漫画「ゲンセンカン主人」の温泉風景はここがモデルだとされています。
こちらは、温泉街と17号線をはさんで反対側の赤谷川。
つげさんは、鄙びた町並みに惹かれていたようですが、今では建物なども建て替えられていて、車がやっと行き来できる狭い路地につげ好みの風情がわずかに残されています。こちらの路地はさらに狭くて、自転車くらいしか通れそうもありません。
家4~5軒分くらいしか温泉街の幅がなくて、裏手は切り立った裏山になっているので、冬場は日が射しにくいと思います。
小さい温泉ですが、湯治場として賑わった歴史が長いためか、4つほど共同浴場があります。今は感染症対策で、住民以外は利用不可となっていて入浴できず残念です。
こちらは、その一つ「小滝の湯」
大滝屋の入口から裏手に遊歩道らしい道がありました。何気なく上り始めましたが、案内図もなくて上がどうなっているのかも分かりません。ほとんど人が行き来しないのか、藪で階段が隠れかけていました。
思ったより上りがきつくててっぺんまで行ったら、かなり息が上がっていました。
上には小さな広場と祠があって、奥は忠霊塔がありました。
祠の脇には、絵馬を奉納する柵があって、3枚だけ古びた絵馬が風に揺れていました。
子どもが書いたらしい絵馬には「スイッチがほしい」と書かれていました。ゲーム機のことでしょう。
こちらの路地がつげさんが描いた原画の構図の元になっています。
雑草に隠れかけている看板が「大滝屋」の表示です。
それぞれの旅館は日帰り入浴もあるのですが、受付時間にはまだ時間があるので、この日は諦めました。そのうち泊まりに来たいけど、妻の好みには合いそうもありません。
Lumixのカメラ練習のために行ったのですが、この日は操作に戸惑ってあまりいい写真は撮れませんでした。
おまけに、帰りに寄った定食屋の「カツ丼」をご紹介。
デカ盛りでマニアが多い「えびす食堂」さんのカツ丼です。ちょっと値上がりして今は650円。外仕事の人でいつも一杯です。この店は、定食に+250円で普通盛りのラーメンがつけられる。食べきれる自信がないのでラーメンつけたことはありません。いろんな事に手が回らない証拠に、看板の「び」の点がとれていて、「えひす食堂」になっています。
暑い日に、熱々の味噌汁をすするのも、また良いものです。