昨日Xのタイムラインを見ていたら、上のような投稿があって、確かに同感できるところもあるのだけれど、私の考えはこの方とは違うので、とりあえずポストに対して、返信しました。返信だけでは言葉足らずの気がしたので、もう一度私の考えをまとめてみます。
この投稿だけでなく、最近SNSには、怒りをあらわにしたような投稿が増えている気がします。その怒りがどちらに向いているかが重要です。
どうも、自分のかんに障るとか、自分の考えに反するとか、そう思って相手に反論する主張が多いのですが、相手の置かれた立場や今まで我慢してきたつらい状況に配慮するやさしさが少なくなってきているように思うのです。
それに教員不足に関して言えば、ここ数年加速度的に悪化した学校での働き方が一番の原因だと思うのです。
標準時数(年間で予定された各教科を教える時数)に対して難しすぎ大量すぎる教育課程。
事務処理時間を与えられないのに、締切を迫られる大量の提出書類。
行事準備や学習準備、部活動などすべて私的な時間を食い尽くす業務。
これらはすべて学校というシステムに内在している難題です。
少なくとも私は、ブラックとしか言えない今の学校職場に、臨時職員として進んで助けるのが当たり前だろうと他人に強要することはできません。
すべきことは、学校のシステムを改革する世論を喚起することだと思います。
2024年9月は自民党総裁選挙や野党の代表選挙などが話題になっています。はたして学校や教育の問題点を誰が論点に上げていくのか、ぜひ、注意を払って欲しいのです。