mogu-mogu-007のブログ

Windowsはもう結構です!

Windowsに嫌気が差して、無料OSに切り替えようと、いろいろ調べて、結局Linix Mintを導入しようと決めました。GUIに慣れていたので、Linuxに悪戦苦闘した記録です。

滅びゆくWindowsへ

このblogは、ユーザーの意向を無視するWindowsのバージョンアップに我慢がならなくなったことがきっかけで記録し始めたものです。
Windows8.1のサポート切れで、しかたなくWindows10対応のパソコンに買い換えようと思っていた矢先、最後のOSのはずだったのに、Windows11が投入。
いよいよWindowsに嫌気が差して、Linuxmintをメインに運用し始めました。
いくらOS組み込みが前提のパソコン業界であっても、最近のWindowsの独善的な機能は言語道断です。
先日のCrowdStrike社のセキュリティアップデートのミス。
そして、頻繁に表示される不要なニュースやOnedriveへの強制的な同期。
Windowsはかつての、ユーザーの夢を実現するという理想をすっかり忘れて、今や自社の利益しか考えていないように思います。
Windowsでパソコンの素晴らしい世界に魅了された私なので、惜別の気持ちを込めて、もう一度Windowsとの関わりを思い返してみます。

Windowsとの出会い


私がWindowsを使い始めたのは、1997年頃だったと思います。
それまでは、中学校に勤めていたとき、PC-98MS-DOSを使った経験がありました。一時はEpsonPC-98互換機も持っていましたね。この頃は、アプリもいちいちフロッピーからメモリに読み込んで、入力やデータ処理が終わったら、また記録用フロッピーに保存していました。どうしてもデータ処理が必要でなければパソコンなど触れなかった時代です。
それに比べて、相変わらずデータ記録はフロッピーでしたが、電源投入だけで使えるWindws95は画期的でした。発売時の電気店のお祭り騒ぎはニュースにもなりました。
カラーディスプレー
アイコン
同時に開けるアプリ
インターネットとのアクセス
まさに夢のガジェットでしたね。
はじめに自分で買ったノートパソコンは、IBMのThinkPad380でした。
真っ黒いカチッとした箱型で、モニターを開けるとオールブラックのキーボードの中央に真っ赤なトラックポイントがアクセントで、かっこよかったです。
確か30万円以上したと思います。
いろいろパソコンでやってみたくて、大阪の出張先まで重いパソコンを持っていって、わざわざモデムでレポートを送ったりしてましたね。

Windows98

Windows98は比較的長く使っていたように思います。その頃安定しているという噂をきいて、一時Windows2000も使っていました。設定や操作がやはり難しくて98になってしまいましたね。
95に比べて、ちょっとだけアカ抜けた感じのデスクトップでした。
それに、マルチメディアなども動きが良くなった覚えがあります。

Windows XP

このOSから、デスクトップパソコンを自宅でも使い始めました。一時DELLを使っていたのですが、なぜかすぐ壊れてまた買い代えなければならなくなってしまってがっかりしました。個体のせいだと思いますが印象が悪くてその後DELLは使っていません。TUKUMO製のBTOパソコンをずっと8.1まで10年以上使いました。同じBTOメーカーだけど、マニア向けの会社の製品はやはり信頼できます。Windows 8.1

XPがサポート切れになったので、Windows 8をわざわざ買って、新規インストールして使い始めました。私がWindowsのバージョンアップに違和感を覚えたきっかけがWindows 8でした。
今は廃止されてしまった、パネルには、呆れました。
なにしろ、本来のデスクトップを表示するにも、クリック1回余分にかかるんです。
しかも、ファイルを開くにもオフィス以外は、Modern UIアプリという見たこともないアプリ群に紐付けられていて、常に全画面表示されてしまう。おかげでマルチタスクのウィンドウが隠れて、どうやったら別のアプリを表示させるのか五里霧中になってしまう。かわいそうに8のパネルでパソコン操作を覚えた若い人は、10でまた本来のスタートメニューを覚え直す羽目になったはずです。
私は、つまらないことに時間を割くのはうんざりだったので、Classic Shellというフリーソフトを組み込んで、XPと同じ操作ができるようにして使っていました。
その上、イライラしたのは、スペックが低いので仕方ないのですが、メモリを増設したのに、動作が重くデータ処理に時間がかかるようになったことです。
明らかに、使いもしない機能や標準で組み込まれるアプリやサービスがメモリに常駐して、肝心のアプリの足を引っ張るようになりました。
片っ端から、自動実行を無効化して、いくらかは使いやすくなたのですが、大して高速化はできませんでした。
その上、一時ファイルがやたら貯まるようになり、それらの削除が日課になってしまいました。ファイルの分散化もひどくて、しょっちゅうデフラグをかけていましたね。
SSDが普及した今なら、思い切ってハードディスクの使用をやめてSSDで運用すれば、だいぶ早くなったはずですが。アップデートで頻繁に作業が中断するのにもうんざりでした。

Windows11
職場で使うだけですが、ひどいものです。
ちょっとマウスがタスクバーに動くと、見たくもないニュースや天気予報が出る。作業に集中していると意識が削がれるのでぎょっとします。
OneDriveは、使っていないので、試しに同期を止めたら、デスクトップのショートカットアイコンがごっそり消えました。
いじくって表示しないように設定したので出なくなりましたが、そもそもOSがコマーシャルを表示していいもんでしょうか?
私の職場のノートパソコンは、Windows10なので、時々サポート切れの警告が出ます。でも11には適合していないので、要するに買い換えろという脅しですよね。まとめ
Linuxが普及しない理由として、上げられるのが、MicrosoftオフィスのLinux版がないからだといいます。LibreOfficeは慣れればデータ処理に問題はないですが、ファイルをWindowsとやり取りすると特にワープロ文書のレイアウトが崩れやすいという欠点があります。ですから業務で使うにはWindowsを使わざるを得ない。
でも、これっていわば人質商売ですよね。
Microsoftオフィスが、ただのアプリメーカーのものだったら、マルチプラットフォームにすればよりシェアが取れて有利なはずです。
でも、Microsoftはオフィスをサブスクプランに移行して、とことんユーザーから使用料を取るつもりです。
かつて、ブラウザのインターネットエクスプローラーをOSに組み込んだ時、Microsoft独占禁止法違反を回避したことがあります。
オフィス自体も、度重なるユーザーインターフェイスの変更でメニューがどんどんわかりにくくなっています。
自由業やフリーランス、趣味でパソコンを使っている方々は、もうWindowsから離れてもいいんじゃないでしょうかね。