先日報告したように、LPレコードの音源をデジタル化することに成功しました。
何しろLinuxmintでできることをいろいろチャレンジ中なので、今回もLinuxmint機で録音することにこだわりました。
ネットで「Linux,オーディオ・インターフェイス」で検索したら、同じようなことに成功したブロガーさん「footfoot Space」がいたので、その説明を頼りに同じ機種を購入しました。
それが、こちら「ベリンガー デジタル出力搭載USBオーディオインターフェース UCA222 U-CONTROL レッド」
PCにはマイク入力がありますが、よく調べたらモノラル入力しかできないようです。したがって、PCでステレオ録音するには、どうしてもオーディオ・インターフェイスが必要です。ブロガーさんは「つないだだけで使えた」と言っていたので、信じて購入。Amazonで2,892円だから意外に安いです。
確かにPCにつないでみると、ちゃんとサウンド機器として認識されているようでした。
早速オーディオとつないでみます。
1 レコードプレーヤー
2 フォノイコライザーアンプ
3 アンプ
アンプからオーディオケーブルでUCA222へ
4 UCA222から電源共用のUSBケーブルでPCへ
さて、PCのAudacityを起動して、早速LPレコードを再生し、録音ボタンを押しました。
「うーんゲインが低い(音量が小さい)」
ヘッドホンをさして、再生してみましたが、全然聞こえません。
1回目はみごと失敗。
翌日、再チャレンジです。
わずかな音量ですが入力バーは動いているので、録音はされているはずです。
妙です。
もう一度、サウンドの設定メニューを確認しました。
「ここだ!」
またもや、トホホです。UCA222をオーディオとして選択した時に入力も出力もUCA222に自動でなっていたのです。つまり出力の方はPCのオーディオにしておかないと、PCのスピーカーやイヤホン端子では音が出ず、UCA222のアウトプットへ音が流れていたのです。
サウンド出力をPCに切り替えると、ちゃんと聞こえました。
録音のゲイン(ボリューム)を最高にしましたが、アンプのライン出力からでは信号レベルが小さくて、-20dbくらいまでしかいきません。
Audactyの出力ゲインを上げておいてから、MP3へエクスポートします。
MP3化した音源をチェックすると、まあまあでした。
古いレコードでしたが、心配だった針の雑音はあまり目立ちませんでした。
ついでに、常用しているカートリッジを紹介しておきます。
GRADO社の【Prestige Blue】というものです。
何しろできるだけお金をかけずに音楽を聞きたいので、高価なカートリッジは買えません。1年か2年で針が摩耗して交換が必要だからです。このカートリッジはわりに安い方で交換針も1万円はしないと思います。
では、Youtubeへ投稿した手持ちのLPレコードの音楽をぜひ聴いてみてください!
曲は、グリンカの「ルスランとリュドミラ序曲」
指揮は、エフゲニー・ムラヴィンスキー
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
ライブコンサートの演奏です。
クラシック音楽は上品で高尚というイメージですが、どっこい曲や演奏によってはロックなみにドライブ感がすごいものがあります。この演奏の疾走感は聴きものですよ!